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「お客様」から「留学コンサルタント」に! – ワールドアベニューに入社を決めた理由

YukiAoi YukiAoi 2023.7.14

大学進学のためにオーストラリアへ渡航、ワールドアベニューに出会ったきっけ

入社前、私は「お客様」の立場でワールドアベニューをみていました。理由はワールドアベニューが私のオーストラリア大学進学をサポートしてくれた留学会社だったからです。

私は小学生のときから英会話に触れ始め、高校在学中に3回短期留学へ行きました。カナダ、オーストラリア、イギリスへそれぞれ2〜3週間ほど滞在し、英語を勉強することを楽しんでいました。留学前は「英語を勉強したい」という思いだけでしたが、留学後は「英語で何かを勉強してみたい」「英語で何かできるようになることは自分の将来の選択肢を広げてくれるかもしれない」という思いが加わるようになりました。

そんな高校1年生のタイミングで私はワールドアベニューと出会いました。大学進学説明会のイベントに出展していたワールドアベニューから「海外大学進学」という選択肢を教えてもらったのです。

留学経験についてはホームページの方でもお話ししています。詳しくご覧になりたい方はこちらをご覧くださいね。

入社を決めた理由

コロナ禍で留学や旅行、航空業界などがかなり大きな痛手を被ったというのは周知の事実だったと思います。私も「ワールドアベニューは大丈夫かな?」と何かのおりに気になる瞬間がありました。調べてみると、”新卒採用”を行っていることを知りました。

留学コンサルタントの仕事は、留学を介して培った英語力や留学の経験そのものを活かせる珍しい仕事の一つです。もともと、留学業界は就活の視野に入っていませんでしたが、自分の選択肢を広げるために、応募してみよう!と行動を起こしたのが最初のきっかけでした。

代表との面談を通じて感じたこと

最終面接の代表と話のなかで「日本語勉強した方がいいね」といわれたとき、自分の未熟さを恥ずかしく思う気持ちとは裏腹に笑ってしまったことを覚えています。

言葉だけ見ると少しきつい印象をもつ方もいらっしゃるかもしれませんが、不思議とネガティブな気持ちにはなりませんでした。それは、この一言に行き着くまでの文脈や、自分が入社したときのことを想定して話してくださっていることなど、いくつかの要因があると思います。なかでも、私が最も大きな要因だなと感じたのは代表の雰囲気です。明るく朗らかで、「この人になら自分の思いや考えを正直にぶつけられるな」と感じました。これは就活を通じて出会った他の会社との大きな違いでした。

そして、それは代表の方だけでなく、他のスタッフの方と接したときも同様でした。人間関係がよく、風通しのよい会社なのだろうと感じました。

オーストラリアでも日本でも、いくつかの企業様から内定をいただいていたため、直前までどの企業に就職するか?は悩みましたが、最終的には風通しのいい企業で働きたいと思っていた自分の理想にマッチすると感じたワールドアベニューに入社することを決意しました。

先輩たち、職場の人たちの関係


↑社員研修にて湯河原に!

何でもチャレンジできる職場の雰囲気

実際に仕事を始めてみて、まず驚いたのは、数多くの業務に早い段階で携わることができた点です。

例えば、入社3ヶ月目までに携わった業務は
・お客様からの予約や問い合わせ対応
・お客様の留学プランのコンサルティング
・お申し込みからご出発までのサポート
・留学説明会のファシリテータ
・1週間のニュージーランド視察 などです。

驚くべきことに、基本的に何でもトライアンドエラーのマインドセットで挑戦させてもらえました。他の企業に就職していたら体験できないであろうことにも挑戦でき、他の誰よりも非常に内容の濃い3ヶ月間を過ごせたと感じています。

特に印象に残っている仕事は留学説明会のファシリテータです。多いときは1週間に4回以上、ファシリテータを担当しました。説明会の内容も、語学留学やワーキングホリデーなど制度的にシンプルな留学プログラムだけでなく、中高留学や大学進学、専門留学まで幅広いプログラムの説明会を担当させていただきました。友人や大学の先輩の話を聞いていると「通常であれば入社して2〜3ヶ月で任せてもらえる仕事内容じゃない!」と言われ、改めて経験させてもらえることの貴重さを感じました。ここで改めて「ワールドアベニューに入社を決意して間違ってなかったな」と思えるようになりました。

職場の人間関係、自分から見た先輩たち

さて、私が入社を決意した大きなポイントでもある「風通しのよさ」や「人間関係のよさ」について、実際のところどうだったのか?と感じる方がいらっしゃると思います。

結論からいうと、入社前に私が感じていたことは間違っていませんでした。

社会人になり職場の人間関係に悩んでいる友人の姿をみていると、私は恵まれているように感じました。まだまだ経験の浅い私は、間違えることも当然あり、その度、先輩方から指摘をいただきます。ただ、間違っていても怒ったり嫌な顔をしたりすることはありません。「何が間違っているのか」「なぜ、それがいけないことなのか」を一つひとつ丁寧に教えてくださいます。また、私の意見や考えを頭から否定するということもありません。なぜ、その行動をとったのか、どうしてそう考えたのかを、まず聞いた上で、説明や指導をしてくださいます。

例えば、お客様へ都市や学校を紹介するために準備をしているとき、いつも私なりにいくつか候補を準備してから先輩に留学コンサルティングの方針を相談します。このとき先輩は、毎回、必ず最初に「なんでそう考えたのか?」と聞いてくださいますし、先輩の意見が私の意見と異なっていたとしても、先輩がどう考えて私と違う答えを導き出したのかを説明してくださいます。ただ「これはこうだから」「こういうものだから」と思考停止した回答ではなく、私の意見も汲んでくださって、指導をくださることが愛のある指導だと感じます。これらの点から、初歩的な疑問であっても何でも質問することができますし、相談することができ、信頼できる素晴らしい先輩たちだと心から感じています。

やりがい


私もワールドアベニューの「お客様」だった当時、オーストラリアの大学進学で不安に感じたり、悩んだりしたことがありましたが、今こうして留学コンサルタントの立場に立ってみてあらためて、多くのお客様が留学に対してさまざまな不安や悩みを抱えているんだなと実感しています。

そんななか、お客様に真摯に向き合い、例え些細なことだったとしてもお客様の不安や悩みを解消できること、そのお手伝いができていることがとても嬉しいです。実際、お客様から嬉しいことに、「親身になって話を聞いてくれる」「一緒に悩んでくれる」「一生懸命相談に乗って答えてくれる」などのお声を最近いただくことが増えてきました。お客様に「大勢のなかの一人」と感じさせるのではなく、自分や自分の留学を大切にしてくれている、小さなことでも相談にのってくれると安心してもらうこと、そして留学の後押しができることにやりがいを感じています。

海外視察の感想、経緯


入社から2ヶ月経ったタイミングでニュージーランドのオークランドでの海外視察の機会をいただきました。

海外視察のお話自体をいただいたのは入社して1ヶ月経った時だったので、正直こんなに早く海外視察の機会をいただけることに驚きました。経験の浅い自分に務まるのかと不安もありましたが、せっかく任せていただいた貴重な機会なので、全力で勉強しに行こうと決めました。

オークランドでは現地の語学学校や中学高校を訪問し、週末はジップラインやハイキングなどアクティビティに参加するツアーに参加しました。この視察を通して、オークランドの魅力を全身で感じることができました。オークランドの人たちの暖かさ、自然やマオリの文化をどれほど大切にしているか、学校が留学生のためにどのようなサポートを提供しているかなど、現地に行ってわかることがたくさんありました。

先述したように、私は何度か留学経験があります。オーストラリアに関しては4年間、滞在していました。しかし、お客様として海外にいくのと「仕事」で海外に行くのとでは視点が全く異なるなと感じました。

会社の代表として参加することで責任感を強く持てたことは当然ですが、自分が楽しむことを考えるのではなく、いかにニュージーランドの魅力を伝えていくか、プロモーションをしていくかなどを常に考えていました。もう自分が留学する、学校を選んでいく立場ではなく、留学コンサルタントとしてお客様の留学を考える立場になったことを強く実感することのできた新鮮な経験でした。


今回視察させていただいて1番印象に残っている学校はRosmini College です。Rosmini College は男子校ですが、生徒さんたちがみんな暖かい印象でした。この学校では、クラブ活動の一環として飛行機やロケットを作るクラブがあり、見学させていただきました。生徒たちが作った飛行機を説明してもらったり、目の前で飛行訓練をしてもらったりしました。面白いなと感じたのは先生はアドバイスはするものの、生徒たちが自分で飛行機を飛ばしたり準備をしたり、飛ばなかったら何が問題だったのか生徒が考えて修正したりと生徒主体の授業だった点です。

自分で考えて問題を解決していく気持ちが非常に大切にされていて、成功したら先生が一緒に喜んでくれる、そんな環境に感動しました。挑戦したい気持ちがあればなんでも挑戦させてもらえる、自分で考える力を養う姿が1番印象強く残っています。現地の生徒さんと話していると、授業で日本語を勉強していたらもっと日本語を勉強したくなったから自分で日本の大学へ出願して奨学金も申請していると言っていました。自分達で考える力を大切にしている校風によって、将来のことを自分で決断している姿に感動しました。こんなに素敵な先生や生徒がいる学校をもっと色んな人たちに知って欲しいと強く思いました。

帰国してからニュージーランドに渡航を希望されるお客様に、オークランドのよさを実際に伝えることができ、より留学を具体的に留学を考えられたとお客様に言っていただけたときは海外視察に参加した甲斐があったと思いました。今後はこの経験を活かし、中高留学だけではなく色々なお客様にニュージーランドの良さを伝えていきたいと考えています。また、今回の視察で訪問させていただいたRosmini College をはじめ、オークランドの学校を今後もっと多くのお客様に発信するために、提携校を増やしていきたいと思っています。

今後の目標

お客様一人ひとりに合わせた配慮を提供できるコンサルタントになりたいと考えています。
お客様にしっかり時間を割き、一人ひとりの不安や心配を取り除きお客様個人を深く理解していくことで、強力な信頼関係を築き、お客様の留学の後押しができると思います。